徳島・吉野川に全長約1700mの橋完成、地元の小学生が徒歩で通過
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徳島・吉野川に全長約1700mの橋完成
徳島市内を流れる吉野川に全長およそ1700メートルの橋が完成し、この橋を含む高速道路が今月21日に開通するのを前に、卒業を控えた地元の小学生が歩いて渡りました。
NHKが14日月曜、報じたところによりますと、「吉野川サンライズ大橋」は徳島市と県南部の阿南市を結ぶ「徳島南部自動車道」の吉野川をまたぐ区間に架けられました。
この橋の長さは約1700mで、連続構造のPC(プレストレストコンクリート)道路橋としては国内で最長級、コンクリート製の道路の橋としては2番目となります。
この橋をかけるにあたり、2つの問題がありました。
まず、吉野川河口は広大な干潟が広がり、シギ、チドリ類などの鳥や貝類など多種多様な生き物が生息していることから、この環境への影響を極力減らす必要があります。
また、鋼橋では架設に大型台船を使う必要があり、川底を掘る浚渫(しゅんせつ)が大規模になります。
このため、構造上環境への影響が少なく、浚渫規模が比較的小さいPC橋が採用されることとなりました。
もっとも、吊り橋や鋼橋などと比べると橋脚が多くなるため、施工方法を工夫するなどして、支間長(橋脚の間隔)をPC橋としては異例の長さである1スパンあたり130mまで広げています。
今月21日にこの橋を含む4.7キロの区間が開通するのを前に、14日、徳島市の小学校を卒業する6年生およそ100人が歩いて渡りました。
児童たちは、友達と元気に歩き、徳島県の東の海に目を向けて、兵庫県の淡路島が見えないか探したり、景色を楽しんだりしていました。
実際に徒歩で渡った6年生の女子は「淡路島とかが見えてきれいでした。もうすぐ卒業なので、最後にクラスのみんなと歩くことができてうれしかったです」と語っています。

