駐日米大使が、岸田首相と広島・平和公園を訪問
(last modified Sat, 26 Mar 2022 11:33:30 GMT )
3月 26, 2022 20:33 Asia/Tokyo

岸田文雄首相とアメリカのエマニュエル駐日大使が26日、広島市の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学しました。

NHKが報じたところによりますと、駐日大使に着任したばかりのエマニュエル氏は、広島を早期に訪問することを望んでいたということです。

毎日新聞によれば、同氏は当初、先月26日に岸田首相とともに訪問する予定でしたが、ウクライナ情勢が激化したため、訪問を延期していました。

平和記念公園には、2016年に当時のオバマ米大統領が現職の米大統領として初めて訪問しました。オバマ氏の政権においてエマニュエル氏は、大統領補佐官を務めていました。

 

1945年8月6日と9日の広島・長崎への原爆投下は、世界で唯一核兵器が戦争で使われた例です。広島ではこの爆弾が原因で、同年末までに約14万人が亡くなったと推計されています。アメリカは、この原爆の使用に関してこれまでに一度も謝罪しておらず、平和活動家や市民団体などは現在でも謝罪要求を行っています。

 


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