4月 30, 2022 19:20 Asia/Tokyo
  • 2015年にシリアで殺害された日本人の後藤健二さんと湯川遥菜さん
    2015年にシリアで殺害された日本人の後藤健二さんと湯川遥菜さん

米バージニア州の連邦地裁は、シリアで欧米人ジャーナリストらの殺害に関与したとして、テロ組織ISISの戦闘員だったアレクサンダ・コテイ被告(38)に終身刑の判決を言い渡しました。コテイ被告は、2015年に起きた後藤健二さん・湯川遥菜さん殺害への関与も認めています。

時事通信によりますと、コテイ被告は英国出身。ISIS内で「ビートルズ」と呼ばれていたグループのメンバーでした。2012年から2015年にかけてシリア国内で欧米人ジャーナリストらを拉致・殺害したとして、誘拐・殺人共謀罪などに問われていました。

コテイ被告はまた、2015年にシリアで殺害された日本人の後藤健二さん・湯川遥菜さんの殺害ほう助にも問われており、罪を認めています。

コテイ被告は今後、司法取引にもとづき米国内の刑務所で15年間服役した後、英国側に引き渡される予定です。

元ISIS戦闘員の裁判ではこのほかにも、今月14日に有罪評決を受けたシャフィ・シェイク被告への判決が8月に言い渡される予定です。

 


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