日本で11歳女児が接種後に死亡、因果関係は不明
May 14, 2022 19:46 Asia/Tokyo
日本の厚生労働省は13日金曜、米ファイザー社製の5歳~11歳向け新型コロナウイルスワクチンを接種した11歳の女児が、接種の2日後に死亡したことを明らかにしました。
日本の報道各社によりますと、小児用ワクチン接種後の死亡報告は全国で初めてのことです。
この女児は去る4月28日にワクチンの2回目を接種していましたが、同29日から心拍数が上がるなどし、30日夕方に呼吸状態が悪化し死亡しました。
死因について主治医は症状や検査が乏しく確定できないとする一方で、心筋炎や心不全の疑いも否定できないと報告しています。
女児は脳性まひなどの重い基礎疾患があり、人工呼吸器をつけて入院していたということです。
この問題について、厚労省の専門部会は「現時点ではワクチンとの因果関係は評価できない」としている。
また、厚労省は「ワクチン接種体制に影響を与える程の重大な懸念は認められない」としながらも、引き続き国内外の報告を注視していくことにしています。