石井一元自治相、87歳で死去
(last modified Mon, 06 Jun 2022 08:41:20 GMT )
6月 06, 2022 17:41 Asia/Tokyo
  • 石井一元自治相
    石井一元自治相

羽田内閣で国家公安委員長兼自治相を務めた元衆院議員の石井一(いしい・はじめ)氏が、87歳で死去しました。

共同通信などによりますと、関係者らは6日、石井氏が都内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されたことを明らかにしました。

石井氏は1969年、衆院旧兵庫1区に自民党から立候補し初当選した後、計11期務め、自治相をはじめ国土庁長官、国家公安委員長などを歴任しました。

運輸政務次官時代の77年には、バングラデシュのダッカ空港で日本赤軍によるハイジャック事件が発生し、政府派遣団長として現地に入り、犯人側との交渉に当たりました。

93年の自民離党後は、新進党、民政党を経て98年に民主党結成に加わり、国対委員長などを務めました。2005年の衆院選では落選したものの、07年に参院にくら替えして初当選し、09年の政権交代にも貢献しました。しかし民主の党勢低迷のため、党副代表だった13年の参院選比例代表では落選しました。

 


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