2月 20, 2024 20:44 Asia/Tokyo

ユニセフ・国連児童基金が、パレスチナ・ガザで起きている食糧不足と飢餓、さらに子どもの死者数の増加について警鐘を鳴らしました。

ユニセフの副事務局長は、シオニスト政権イスラエルが行う人道支援物資のガザ搬入阻止に触れ、「現在、ガザの5歳未満の子どもの約90%が伝染病にかかっている」と述べました。

ユニセフはSNS「X」でも、「ガザ全人口の半数が現在、ラファに集まっているが、その大半は住む場所を無くした、戦火で幾度も避難先を変えることを余儀なくされた人々である」と指摘しました。

さらに、WHO世界保健機関と WFP世界食糧計画は、ガザにいるパレスチナ人の子どもの約70%に下痢症状がみられるとしています。

国連によれば、ガザにいる2歳未満のパレスチナ人の子どもの約15%が重度の栄養失調であるということですが、彼らは現在、人道支援物資をほぼ完全に断たれています。

このような中、数十人のイスラエル入植者は、エジプトとの境界線にある検問所を封鎖し、支援物資を運ぶトラックがシオニスト政権占領地に入るのを阻止しました。

ガザに支援物資を運ぶトラックは、この検問所で検査を受けることになっていますが、シオニスト政権当局は、同地区へ燃料や支援物資搬入は認められないと、繰り返し述べています。

 


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