2月 26, 2016 21:57 Asia/Tokyo
  • 国連安保理がシリアでの衝突停止を要請              

国連安全保障理事会が、シリアでの衝突の停止を求めました。          

AP通信が26日金曜、伝えたところによりますと、国連安保理の2月の議長国であるベネズエラのラミレス国連大使は、シリアの停戦への支持を表明すると共に、「安保理の理事国は、シリアでの衝突の停止に完全に賛成であり、これはシリア国民の苦痛と被害を減らすための重要な歩みだ」と語りました。

ラミレス大使はさらに、安保理理事国は、常に、封鎖下におかれている地域の人々が、早急に安定して人道支援を受けることができるよう求めていると述べました。

ロシアとアメリカが合意したシリアの停戦は、27日土曜から実施されます。

ISISやヌスラ戦線などのテログループへの攻撃停止はこの合意には含まれていません。

シリア危機は2011年、アメリカと、トルコやサウジアラビアなどのアメリカの同盟国が支援するテログループの大規模な攻撃により、シリアの合法的なアサド政権を転覆させることを目的に始まりました。

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