アメリカ主導連合軍が、シリアとイラクでの民間人殺害の事実を認める
12月 31, 2018 19:43 Asia/Tokyo
テロ組織ISISへの対抗を目的に結成された、アメリカ主導の国際有志連合軍が報告の中で、2014年の攻撃開始から現在までにシリアとイラクで1139人の民間人が犠牲になっていることを認めました。
IRIB通信によりますと、今年9月の時点で発表された報告では、アメリカ主導連合軍はシリアとイラクで1114人の民間人が殺害された事実を認めています。
しかし、ジャーナリストらでつくる在英の監視団体「エアウォーズ」の調査からは、この連合軍の空爆によりシリアとイラクで5000人以上の民間人が殺害されたことが判明しています。
アメリカ主導有志連合軍は、2014年から現在までに、シリアとイラクで3万回以上の空爆を実施しています。
同連合軍は、シリアとイラクに潜伏するテロリストとの戦いという、アメリカのオバマ前大統領の主張により結成されました。
複数の正式な報告によれば、イスラム国を名乗るISISをはじめテロ組織の結成や武装化、資金援助に主にかかわっているのは、アメリカとその西側同盟国、一部アラブ諸国だとされています。
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