Pars Today
イスラム教シーア派第6代イマーム・サーデグは、「神の恵みを忘れない者に幸あれ。神のために他者を愛しむ者に幸あれ」と語りました。
シーア派8代目イマーム・レザーは、アッバース朝第7代カリフのマアムーンへ宛てた手紙の中で、「神の友人たちと友情を結ぶことは責務である。また、神の友人たちの敵やその指導者らを嫌い、敵意を持つことも責務である」としました。
レバノン系アルゼンチン人の家庭に生まれ、イラン・ゴムでイスラム神学を学んだソヘイル・アスアド(Soheil Asaad)氏は、アメリカが世界に発する事実とは違うイメージについて触れ、「私はラテンアメリカのアルゼンチンで育ったが、ハリウッドは私たちのイメージをとても否定的に見せていた」と述べました。
イスラム教シーア派の第4代イマーム・サッジャードは、「お年寄りにはその年齢ゆえに敬意を払え。彼らには穏やかに接しよ。彼らの地位を上げよ」と説きました。
至高なる神は、人間が完全性に至る道を正しくたどれば、そこにすべての神の属性を見出すことができるものの、男性は神の属性のうち「偉大さ」をよりその中に見出しやすく、女性は「美しさ」をより見出しやすくなるよう創造されました。
イスラム教の各宗派間の対話促進を図るイランの「イスラム宗派近接機関」事務局長を務めるハミード・シャフリヤーリー師は、世界の覇権勢力がイスラム世界内に対立をもたらそうとしているとし、その目的達成のために「イスラム嫌悪・シーア派嫌悪・イラン嫌悪」の3つを西側が進めていると述べました。
イスラム教の預言者ムハンマドは、「私は道徳を完成させるために遣わされた」と語り、人間だけでなくすべての生き物に対して良い気持ちで良い行動を取り、愛情を持ち親切に接するよう、常にイスラム共同体に求めていました。
シーア派6代目イマーム・サーデグは次のように述べています。
アメリカは西側諸国の崩壊後、それに対抗する外的因子を定義し、その国際的役割の再定義に努めてきました。アメリカの政治家が考えるイスラム恐怖症は、ハリウッド作品を通じてさらにクローズアップされています。
イスラム教の聖典・コーランの見方では、この世はすべての存在が正義にもとづき、不正義の場所は存在しません。また、歴史上の預言者たちの目的のひとつも正義の実現でした。正当な場に存在するもの、権利を有するものに対しては、正義が実現されなければなりません。