Pars Today
イラン外務省は、「世界ゴッツの日」は、パレスチナ国民の権利が忘却されないためのイニシアチブであるとしました。
世界ゴッツの日を前に、パレスチナの各抵抗グループが声明の中で、「今年のこの日は、シオニストに対する抵抗、革命の日となるべきだ」としました。
シオニスト政権イスラエルに対するパレスチナの抵抗運動・インティファーダを支持する国際会議のアミールアブドッラーヒヤーン事務局長が、イスラエルの消滅は決定的だ、と語りました。
イスラム暦ラマザーン月最後の金曜日に当たる「世界ゴッツの日」の記念を目的とする「第2回聖地ゴッツ国際会議」が、各国の要人の参加により、オンライン式でテヘラン南部の都市ゴムで開幕しました。
イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日は、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師の提唱により、占領下のパレスチナの人々との連帯をアピールする「世界ゴッツの日」に定められています。なお、ゴッツとはパレスチナ被占領地にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのことを指します。
「シオニストというウイルスは決して長くは持たず、若者の情熱、信仰心、努力により地域から撲滅され根こそぎ取り除かれるだろう」
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、「シオニスト政権イスラエルの滅亡は既に決定しており、主要な対戦相手はアメリカである」と語りました。
世界各国の人々が、パレスチナ人への連帯を示す「世界ゴッツの日」に、新型コロナウイルスが蔓延する今年は、その声をSNS上で届け合い、各国の要人らも通算41回を迎えたこの日に演説を行いました。
日本駐在のラフマーニーモヴァッヘド・イラン大使が、「シオニスト政権イスラエルが核弾頭200個以上を保有し、さらに国際原則や規律に従わないことが、地域を不安定にさせる原因となっている」としました。
イランのザリーフ外相が、「抑圧されたパレスチナ国民を支援することは全人類の責務だ」とし、「アメリカ、特に同国の現政権は、シオニスト政権イスラエルがこれまでに引き起こしてきたすべての犯罪の共犯者だ」と強調しました。