世界ゴッツの日
世界ゴッツの日、今年はSNS上でキャンペーンを展開
世界各国の人々が、パレスチナ人への連帯を示す「世界ゴッツの日」に、新型コロナウイルスが蔓延する今年は、その声をSNS上で届け合い、各国の要人らも通算41回を迎えたこの日に演説を行いました。
22日金曜は、通算41回目の「世界ゴッツの日」でした。
イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師は、イスラム教徒の断食月ラマザーンの最終金曜を、シオニストにより抑圧されたパレスチナ人への連帯を示す「世界ゴッツの日」に制定しました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は22日、演説を行い、(パレスチナを占領しているシオニストとの)壮大な聖なる戦いに関する7つの重要な勧告の骨子を語りました。
その内容は、「パレスチナ問題を、単にパレスチナ人の問題、またせいぜいアラブ圏の問題などとして片付けないこと」、「パレスチナ領土の解放およびパレスチナ人難民の祖国への帰還」、「圧政的な西側の大国や従属的な国際機関や、地域の破廉恥で追従的な政権を信用しないこと」、「有害で致命的な現実との戦いの必要性」、「パレスチナ全域での聖戦の舞台の拡大と戦いの必要性」、「全ての民族、諸宗教の信者全員を含むパレスチナ人による国民投票の実施」となっています。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのガーシム報道官は、「世界ゴッツの日のキャンペーンは、例年なら大行進の実施など、式典が大々的に行われているが、今年は新型コロナウイルス蔓延のためSNS上で展開されている」と語りました。
また、「我々は、武器を取って実際の戦場で戦うのと同様、今日メディア戦線で戦っている。そして、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムやパレスチナの名と抵抗を叫んでいる」と述べました。
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