Pars Today
長崎原爆の日から被爆から78年となる9日水曜、長崎市の平和公園で記念式典が実施されました。
広島と長崎への原爆投下78周年記念式典でのメッセージやスピーチで、アメリカが犯罪者扱いされなかった一方で、ロシアに鋭い批判の矛先が向けられました。
アメリカ政府は、広島と長崎への原爆投下から数十年後に、この多くの人々を殺害した行為を「核実験」としていました。
米ワシントンDCにあるスミソニアン航空宇宙博物館で、2025年に行う展示内容の刷新に合わせて、アメリカによる日本の広島・長崎への原爆投下に関する資料も展示する計画が進んでいます。
RECNA長崎大核兵器廃絶研究センターがこのほどまとめた、北東アジアで核戦争が起きた場合の死者数の試算から、「米国が北朝鮮に核兵器を先制使用し、中国にも飛び火するシナリオでは、210万人の死者が出る」との結論が出ました。
イラン戦略外交評議会の書記を務める元駐日イラン大使アラーグチー氏が、「イランも日本と同様に、大量破壊兵器の犠牲者である。このため、両国が戦争や制裁がない世界の実現に向け協力する土台が存在する」としました。
ロシア元大統領で現在は国家安全保障会議の副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏が、日本の岸田文雄首相が広島と長崎の原爆の犠牲者の記憶を裏切り、米国の手下としてロシアを非難していると主張しました。
バイデン米大統領が、来年5月の広島サミットに合わせて長崎を訪問することを検討していることが分かりました。実現すれば、現職の米大統領として初めてとなります。
日本の広島と長崎でのアメリカの原爆投下を扱ったドキュメンタリー番組「我は死す(I'm going to die)」が、イラン国営衛星放送プレスTVで放送されます。
長崎の平和祈念式典で、岸田首相が演説を行いました。