きょう11月4日土曜は、イラン暦アーバーン月13日にあたり、イランでは「世界的覇権勢力に対抗する国民の記念日」です。
4日土曜、イラン各地で「世界の覇権主義勢力に抵抗する国民記念日」に合わせたデモ行進が開催され、参加者らが、人権に対する西側諸国のダブルスタンダードを非難するとともに、パレスチナの最終的な勝利まで抵抗する市民らに連帯する意志を強調しました。
イランの首都テヘランおよび900の各都市で何百万人もの人々が反米を示す「世界的覇権主義と戦う日」のデモ行進を行いました。
イラン暦アーバーン月13日にあたる4日木曜は、イランでは国際的な覇権主義者に対する闘争の国民デーとされています。
イラン全国の学校で3日水曜朝、世界的な覇権主義者との闘争の象徴として、鐘が鳴らされます。
4日月曜、イラン全国で老若男女を含む各階層の国民が「世界的な覇権主義と戦う日」の大行進に参加し、犯罪に手を染める米国など、世界的な覇権主義に対する怒りや嫌悪を示しました。
イランではアーバーン月13日(11月4日)、イラン全国で開催された「世界的な覇権主義と戦う日」の大行進の終了にあたって、声明が読み上げられ、「米国と同盟国の陰謀に断固抵抗する戦略はイスラム革命の不変の理想、宗教的な責務の1つ」と強調しました。
首都テヘランを含むイラン全国で4日月曜、世界的な覇権主義と戦う日の行進が国民や学生、政府高官の大々的な参加により実施されています。
イラン国会で4日月曜、世界的な覇権主義と戦う日にあわせて議員らが、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」のスローガンを叫びました。
イラン軍のムーサヴィー総司令官が、「敵が制裁や脅迫で内部分裂を煽ろうともイラン国民の意志は微塵も揺らぐことはない」とし、「イラン国民は決して、敵の過剰な要求や専横な振る舞いに屈しない」と語りました。