ヨルダン、「良好な対イラン関係を追求」
7月 11, 2022 18:23 Asia/Tokyo
ヨルダンのビシェル・アル・ハサーウネ首相は、わが国は、イランとの健全な関係を求めており、決してイランを自国の国家安全を脅かす存在として見ていない、としました。
アル・ハサーウネ首相は、BBCアラビア語放送のインタビューでさらに、善隣関係に基づくイランとの対話方式を模索しようとしている、と語りました。
こうした中、ヨルダンのアブドッラー2世国王は最近、敵対的な発言の中で、アラブ版NATOの形成に向け工作している、としました。
この計画はアメリカやシオニスト政権イスラエルの利益に沿ったものだと評されています。
しかし、この表明の直後にヨルダンの外相は、「わが国は、イランに対抗するいずれの連合にも加わらない」と明言しました。
アメリカは数年前から、シオニスト政権とアラブ諸国のより密接な軍事関係を提案しており、米議会議員らは上下両院に、西アジアでの防空システムの統一化を求める案を提案しています。
シオニスト政権の当局は、現在すでに米国やアラブ諸国との防衛面での協力を行っている、としています。
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