サウジで、ある女性が禁固45年の判決を言い渡される
(last modified Wed, 31 Aug 2022 06:58:35 GMT )
8月 31, 2022 15:58 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアの国旗
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ある人権団体が、「サウジアラビアの裁判所は、同国の活動家や思想家を弾圧する最新の行動の中で、ある女性市民に対しSNS上での見解表明という罪名で禁固45年の判決を言い渡した」としました。

サウジアラビアは、人権分野に関して悪い経歴を有しています。

近年では、サウジ国内における政治活動家や人権活動家の逮捕、法の枠外の処刑や拷問、恣意的逮捕、失踪、宗教的少数派の正当な要求の抑圧に関する多数の報告が公表されています。

欧州・サウジ人権機関の報告によりますと、今年上半期で、同国での処刑数は120人にも及び、昨年のほぼ2倍になったことが判明しています。

ロイター通信が31日水曜、報じたところによりますと、サウジアビア人の女性ヌーラ・アルガフターニ氏は数日前、同国の刑事裁判所により、SNS上のメディアを使って国の社会原則に違反し、一般規則を無視した控訴事実で有罪判決を受けた、ということです

こうした、サウジ政府のメディア部門はこれに関するコメントを回避しています。

人権団体「Democracy for the Arab World Now」(今アラブ世界に民主主義を)は、アルガフターニ氏に関する情報や、SNS上の同氏の投稿も公開しています。

ガフターニ氏の有罪判決は、バイデン米大統領のサウジ訪問後に出された。活動家や思想に対するサウジ政府の最近の弾圧の例であり、この数週間前には、2人の子供を持つ女性サルマ・アルシャハブ氏がツイッター投稿を理由に、禁固35年の判決を言い渡されています。

 


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