国連、イスラエル核兵器廃棄決議案を採択
12月 08, 2022 19:57 Asia/Tokyo
国連総会が、シオニスト政権イスラエル保有の核兵器の廃棄決議を賛成149票、反対6票で採択しました。
イルナー通信によりますと、現地時間の7日水曜午後に行われたこの決議案の採決に当たり、イスラエル、アメリカ、カナダ、ミクロネシア、パラオ、リベリアがこの決議に反対票を投じ、インド、ウクライナ、ヨーロッパの多くの政府を含む26カ国は棄権しています。
これに先立ち、国連総会の第一委員会は、イスラエル政権が保有する核兵器の廃棄と、同政権の占領領内にある核施設へのIAEA国際原子力機関の査察の実施を求めていました。
今回の決議採択の一方で、イスラエルは自らが核兵器を保有しているにもかかわらず、これを公式に認めようとはしていません。
イスラエルは、NPT核兵器不拡散条約への署名を今なお差し控えています。
イスラエルは、世界で核兵器を保有する9つの政権の1つであり、西アジア地域で唯一の核兵器保有政権とされ、複数の報告によりますと、現在200から400の核弾頭を保有しているとされています。
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