イスラエル軍戦闘機がシリア首都南部を攻撃、2人が殉教
1月 02, 2023 16:55 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍の戦闘機が2日月曜、シリア首都ダマスカス国際空港を攻撃し、これにより2人が殉教、ほか4人が負傷し、またこの空港へのアクセスが不可能となりました。
ファールス通信によりますと、アラビア語メディアは2日未明、ダマスカス上空ですさまじい爆音が数回聞こえた、と報じています。
シリア国営サナ通信はこの直後、イスラエル軍戦闘機がダマスカス南部郊外を攻撃したと報じました。
複数の報道によりますと、シリア軍の防空システムは、イスラエルの戦闘機が発射したミサイルにも対処し、迎撃しました。
その数分後、シリア軍内のある公式筋はサナ通信に対し、「敵たるシオニストは、ダマスカス国際空港とその周辺に対して、ティベリア湖の北東側から数発のロケット弾を発射した。イスラエル軍のこの攻撃により2 人の兵士が死亡、他の2人が負傷し、物的被害も発生した。ダマスカス国際空港もアクセス不能となった」としています。
約2週間前、シリアの情報筋は、「ダマスカス郊外がシオニスト政権の戦闘機の攻撃を受け、シリアの防空システムも敵のミサイルに対処している」と報告しました。
イスラエル軍の戦闘員は、レバノン領空の侵犯あるいは、占領下のゴラン高原により、シリアの東部と北西部を交互にミサイル攻撃しています。
シリア政府は、「イスラエルおよびこれに同盟する地域・西側諸国が、シリア合法政府と戦っているタクフィール派テロ組織を支援している」と繰り返し発表しています。これまでのところ、シリア軍は同国に拠点を置く複数のテロ組織から、イスラエル製の武器弾薬を繰り返し摘発、押収しています。
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