イスラエル軍が聖地内のアクサーモスクを襲撃

パレスチナ情報筋が、シオニスト政権イスラエル軍によりパレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレム内にあるアクサーモスクが襲撃されたことを明らかにしました。

パレスチナ・イスラムのアイデンティティの主要な象徴としてのアクサーモスクは常に、イスラエル側の破壊的行動のターゲットにされています。

シャハーブ通信によりますと、パレスチナ筋は「イスラエル軍が26日日曜夜、二夜連続でアクサーモスク内にいたパレスチナ人礼拝者らを襲撃し、同モスクから追い出した」としました。

イスラエル軍はまた、聖地内の旧市街にあるパレスチナ人の民家をも襲撃しました。

イスラエル軍は25日夜にも、空虚な口実でアクサーモスクを攻撃しており、イスラム教徒の断食月・ラマザーン期間中にある礼拝中のパレスチナ人ら複数名を逮捕・拘束しています。

イスラエル軍が恒常的にアクサーモスクを襲撃する目的は、イスラム教徒とユダヤ教徒を時間・空間的に分断するという醜悪なたくらみの実施であり、それにより最終的にこのモスクの管轄権を完全に掌握し、この地域のユダヤ化のためにこのモスクを破壊してその跡地にユダヤ教寺院を建設することにあります。