UAEで開催のCOP28にシリア大統領が招待

一部の公式情報筋が、アラブ首長国連邦（UAE）で開催される予定の国連気候変動枠組条約第28回締約国会議（COP28）にシリアのアサド大統領が招待されたと伝えています。

在シリア･アラブ首長国連邦大使館はツイッターで、「当大使館に勤務する外交官は、アサド・シリア大統領と会談した際、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE大統領兼アブダビ首長からアサド大統領に宛てられた、COP28への招待状を手渡した」と公表しました。

COP28は今年11月30日から12月12日まで、UAEのドバイで開催される予定です。

アラブ諸国は先日、外相会議でシリアのアラブ連盟加盟資格停止解除に賛成しました。これを受けてサウジアラビア国王は、今月19日にサウジ・ジッダで開催予定のアラブ連盟にアサド・シリア大統領を招待しました。

アラブ連盟は、2011年にシリア危機が起きて以降、UAEとサウジアラビアの圧力を受けて、同連盟におけるシリアの資格を停止しました。また大半のアラブ諸国も、シリアにあった自国大使館を閉鎖させ、同国との国交を断絶しました。

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