米によるシリア石油略奪が継続
(last modified Thu, 18 May 2023 07:28:59 GMT )
May 18, 2023 16:28 Asia/Tokyo

アメリカはシリアにおいて侵略者として同国の天然資源を略奪し続けていますが、17日水曜にも、タンカー車数台分のシリア石油を新たに盗んでイラクの米軍基地へ運び込みました。

シリア国営サナ通信によりますと、米軍は17日、シリアで盗んだ石油を数台のタンカー車に積み込み、同国ジャジーラ地方からイラク領土内へ持ち去りました。

イラク・シリア国境の地元情報筋は、「シリア石油を積んだタンカー車42台からなる車列が、シリアの油田を出発した後に違法に設置したマフムーディヤの越境ルートを通り、イラク領土内に違法に設営している米軍基地に入っていった」と伝えています。

この情報筋はさらに、「米軍は、米政府とつながりのある反体制組織・SDFシリア民主軍のメンバーと協力してこの数週間、ジャジーラ地方の油田から石油を盗み続け、何度もイラク内の米軍基地に持ち去っている」と指摘しました。

米軍とSDFは、シリア北部および北東部で長期にわる違法駐留を続け、同国の石油資源を含めた資産を略奪しているほか、地元住民を攻撃するなどの犯罪を行っています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ