英豪加がシオニスト政権の入植地建設を批判
(last modified Sat, 01 Jul 2023 08:46:35 GMT )
7月 01, 2023 17:46 Asia/Tokyo

イギリス、オーストラリア、カナダの外相らは、シオニスト政権イスラエルによるヨルダン川西岸での入植地建設を批判しました。

ファールス通信によりますと、3カ国の外相はシオニスト政権に対し、ヨルダン川西岸での入植地建設の許可を取り消すよう求め、暴力の連鎖を「深く憂慮する」としました。

シオニスト政権はここ数日で5700戸の新規住居の建設許可を出しました。これ以前にも、建設許可の取得手続きを緩和しています。

英豪加の外相らは声明の中で、「入植地建設拡大の継続は、和平への道の障害であり、交渉による(イスラエル・パレスチナの)2政府共存に負の影響を与える。我々はイスラエル政府に対し、この決定を撤回するよう求める」としました。

シオニスト政権は以前、ヨルダンやエジプトで行われた会合で、パレスチナ自治政府に対し、入植地建設を停止すると約束していましたが、いつものようにそれを反故にし、新たに6000戸の建設許可を出しました。

シオニスト政権はこうした占領行為を、先週起きたパレスチナ人2名によるシオニストらへの攻撃に対する報復だとしています。この攻撃で、シオニスト4人が死亡、ほか4人が負傷しました。

シオニスト政権を背後から支援しているアメリカは、入植地建設について同政権に警告した、と主張しましたが、イスラエル側の政府関係者の一部は、は今回の決定についてアメリカにも知らせているとし、年末までにさらに数千戸の住居を建設するとしています。

 


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