イスラエルが、ガザの非軍事インフラへの攻撃を継続
12月 06, 2023 18:13 Asia/Tokyo
パレスチナ筋は、シオニスト政権イスラエルがガザにおいて、病院、学校、難民キャンプといった施設や非軍事インフラを引き続き攻撃している、と伝えています。
ガザの病院関係筋は、シオニスト政権軍が5日火曜夜より、ガザ北部にあるカマル・アドワン病院に向けて70発の砲弾を撃ち込んでいる、としています。
報道によれば、シオニスト政権の複数の爆撃機は、100世帯以上が住むガザのジャバリア難民キャンプも空爆し、パレスチナ人数名を殉教させたということです。
一方、パレスチナ・シャハーブ通信は、シオニスト政権のヘリコプターがガザ南部ハーンユニスにある難民キャンプの学校を、発煙弾で攻撃したと報じました。
パレスチナの各メディアはさらに、「ガザ市北部では、シオニスト軍が激しい爆撃を行う中、パレスチナ抵抗勢力とシオニスト軍も激しい戦闘を繰り広げている」と伝えています。
ガザの病院関係筋はこのほかにも、「各国際機関は、ガザ市区北部を何もしない状態で放置したまま、占領者政権イスラエルに脅かされているガザ南部に向かっている」としています。
こうした中、国際NGOの国境なき医師団は、ガザのショハダーイェ・アルアクサー病院で食料や燃料が大幅に不足していると説明しながら、ガザの完全封鎖を解除し同地区全域へ医療用物資を緊急送付するよう求めました。
ガザでは、シオニスト政権軍が攻撃を始めた今年10月7日からのパレスチナ人殉教者数が、公式統計でも1万6000人を超えています。
タグ