イエメン軍が紅海でイスラエル関連船舶を攻撃
(last modified Thu, 04 Jan 2024 08:36:17 GMT )
1月 04, 2024 17:36 Asia/Tokyo
  • イエメン軍が紅海でイスラエル関連船舶を攻撃
    イエメン軍が紅海でイスラエル関連船舶を攻撃

イエメン軍のサリーウ報道官が、紅海でシオニスト政権イスラエル関連の船舶を攻撃したと発表しました。

イエメンのアルマスィーラ・テレビによりますと、サリーウ報道官は、「侵略と封鎖という圧政にさらされているパレスチナ国民をを支援するため、我が国の海軍は、シオニスト政権イスラエルに関連にする船舶・CMA CGM TAGEを、同政権が占領するパレスチナの港へ向けて(紅海上を)航行していたことから攻撃した」と述べしました。

続けて、「この攻撃は、同船舶の乗組員がイエメン海軍の呼びかけや警告に応じなかったために行われた」としました。

また、「イエメン軍は、パレスチナ・ガザへの侵略が停止するまで、シオニスト政権イスラエル関連の船舶に対する作戦を継続する」と強調しました。

その上で、「紅海とアラビア海における航行は、シオニスト政権イスラエル関連の船舶を除けば、世界中のすべての船舶にとって安全でなものである。しかし、米国が行う侵略行為に対しては、どのようなものであってもその対処に出るだろう」と説明しました。

そして、「イエメン軍は、敵たる米国に対し、占領者政権イスラエルに関連する船舶の保護をめぐり警告してある」としました。

イエメン軍はこの数週間に、ガザにおけるパレスチナ国民の抵抗を支援するため、紅海およびバブ・エル・マンデブ海峡において、シオニスト政権関連の船舶数隻を攻撃しています。

さらに、「シオニスト政権に関連する船舶および同政権の占領地に向かう船舶への紅海における攻撃は、同政権がガザ攻撃を止めるまで続ける」とも表明しています。

一方のアメリカは、紅海でのイエメン軍の作戦に対抗するため、多国籍の海軍部隊の創設を呼びかけ、フランス、スペイン、イタリアも参加すると主張していますが、これらの国々は、この海軍部隊に自国戦艦を派遣してアメリカの指揮下に入れることはないとしています。

 


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