シリア、「西側政治家の意識は未だ植民地時代のもの」
3月 06, 2024 15:21 Asia/Tokyo
シリア外務省が、西側諸国の他国に対する植民地主義・拡張政策的意識を批判し、「西側の政治状況は惨憺たるものであり、現在、倫理に反した矛盾や現実からの乖離を抱えている」と指摘しました。
EUは先日開いた会合で、西側諸国とアメリカがテロ組織ISISへの継続的支援に関与していることを無視しながら、シリア政府に対し自身の数々の主張を展開しました。
シリア政府は、EUによる一連の主張を非難し、この行動を「シリア内政に対する明らかな干渉」だとして、EUの決定が人種差別的思考に溢れているとしました。
シリア外務省の発表では、「植民地主義・拡張政策的意識は、依然として西側の多くの政治家の頭の中にはびこっている。このような主張が計画されること自体が、倫理に反した矛盾や現実からの乖離を抱える西側の惨憺たる政治状況を示している」と説明されました。