イスラエルがガザのイスラム教・キリスト教遺産200件以上を破壊
シオニスト政権イスラエルは、昨年10月にパレスチナ・ガザへの新たな攻撃を開始して以降、同地区にある200件以上の歴史的建造物や古代遺跡を破壊しています。
パールストゥデイによりますと、イスラエル政権によるガザへの攻撃は、同地区にあるキリスト教会、モスク、博物館、歴史的建造物などの文化遺産に、重大な被害をもたらしています。
イスラエル政権によって破壊された遺産には、フェニキアや古代ローマ時代にまで遡る、紀元前1400~800年代の考古学的遺跡も含まれています。
パレスチナ・ガザ当局によれば、 聖ポルフィリウス教会、ジャバリアのビザンチン教会、バラヒアのビザンチン墓地なども、イスラエル政権により破壊・破損されたほか、1400年前に建てられたカビール・アル・オマリー・モスクも被害をうけました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは、このようなガザの古代遺跡の破壊に対して、「イスラエル政権のこうした行為は、礼拝所や歴史的建造物の破壊を禁じた国際憲章に反している」と非難を表明しています。
シオニスト政権イスラエルは、昨年10月7日より西側諸国の全面的支援を受けながら、ガザおよびヨルダン川西岸において、身を守る術を持たないパレスチナ人に対する大規模な殺戮を開始しました。
最新の報告によれば、ガザではイスラエル政権の攻撃によりこれまでにパレスチナ人4万1000人以上が殉教、9万4000人以上が負傷しています。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた時代の1917年に立てられた計画を土台に、世界各地からのユダヤ人の入植を進め、1948年にパレスチナ領土で樹立を宣言しました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺し彼らが持つ土地全てを奪うことでパレスチナ全土を占領しようと目論んでいます。
イランをはじめとした多くの国は、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の土地への帰還を真剣に支持しています。