イラク大統領「トルコは我が国への内政干渉を止めるべき」
1月 25, 2025 18:11 Asia/Tokyo
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イラクのアブドゥルラティーフ・ラシード大統領
イラクのアブドゥルラティーフ・ラシード大統領がトルコに対し、イラクへの内政干渉を止めるよう求めました。
【ParsToday西アジア】ラシード大統領はトルコによるイラク問題への干渉を批判し、「残念ながら、我が国のクルド人自治区に駐留するトルコ軍は相変わらず我々の問題に干渉している。我々はトルコに対し、この干渉を止めるよう求める」と述べました。
ラシード大統領は米ブルームバーグとのインタビューで、イラクが独立国であることを強調し、「我が国はいかなる国による国家主権侵害も許さない」と語りました。
トルコは長年にわたり、イラク政府がテロ組織に指定する「トルコ・クルド労働者党(PKK)」と対峙するという口実により、イラクの領土保全を侵害してきました。これに対しイラク政府は繰り返し、トルコによるイラク北部への攻撃を占領の一例だと非難しています。
ラシード大統領はまたこのインタビューで、イランをイラクにとって偉大かつ重要な隣国だとの見方を示すとともに、「我が国とイランの関係は友好的である」と述べました。
同大統領はさらに「イランとイラクの人々は社会、宗教、さらには家族的な面で結びついている」と強調しました。
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