イラク・クルド民主党党首「イラン大統領との会談は素晴らしかった」
(last modified Sun, 26 Jan 2025 05:46:22 GMT )
1月 26, 2025 14:46 Asia/Tokyo
  • 写真右:イラク・KDPクルド自治政府民主党のバルザニ党首、左:ペゼシュキヤーン・イラン大統領
    写真右:イラク・KDPクルド自治政府民主党のバルザニ党首、左:ペゼシュキヤーン・イラン大統領

イラク・KDPクルド民主党のバルザニ党首がアラビア語メディアとのインタビューで、イラク・クルド人自治区における最近の動向、特にイランとイラクの関係やペゼシュキヤーン・イラン大統領のイラク・クルド地域訪問について語りました。

【ParsToday西アジア】バルザニ党首はクルド人自治区のアラビア語メディア「シャムス」とのインタビューで、イランとイラクの関係の将来について「両国間の関係は相互尊重と相互利益に基づくものであり、相互に相手国には一切内政干渉しない」と語っています。

バルザニ党首は「イランはイラクと1000キロ以上にわたり国境を接し、悠久の歴史及び我々との多くの共通点を持っており、地域における重要な国である」と述べました。

バルザニ氏はまた、イラクのクルド人自治区訪問中にイランのペゼシュキヤーン大統領と会談したことに触れ、「我々の会談は素晴らしかった。イラン大統領はクルド語を母国語のように話し、情愛と親近感にあふれていたとともに、関係の発展及び、一部の当事者の以前の行動によって損なわれたものの修復に非常に前向きであった。会談は最高だった」としています。

続けて、「我々はいずれもクルド語を話し、また二人ともイラン北西部・西アーザルバーイジャーン州マハバードという同じ街で生まれ、しかもファーストネームもこれまたマスウードで共通している」と語っています。

さらに、ペゼシュキヤーン大統領在任中のイラク・クルド人自治区とイランの関係についても、「イラン新大統領が我が国のクルド人自治区に来訪したことは、イラン国内、さらには世界の他の地域のクルド人との関係を改善する絶好の機会となった」と強調しました。

 

 


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