イスラエルがレバノンでの停戦協定に違反する目的とは?
-
イスラエルがレバノンでの停戦協定に違反する目的とは?
イスラエルがレバノン南部を攻撃し、ヒズボッラー空軍司令官の一人を暗殺したと主張しています。
【ParsToday西アジア】イスラエル側はレバノンとの停戦合意の発表にもかかわらず同国に内政干渉しているほか、レバノンの国家主権を侵害し、同国各地への爆撃を継続しています。レバノンのアルマヤーディンTVは15日夜、同国ジャルジョウア市でイスラエルが車両を攻撃し、2人が殉教、3人が負傷したと報じました。イスラエルのカッツ戦争相は、この攻撃で標的としたのはヒズボッラー空軍司令官だと主張しました。しかし、ヒズボッラー側は今のところ、イスラエルのこの主張に反応を示していません。
レバノン国会議員「レバノンは侵略地にあらず」
レバノンのエブラヒム・ムサヴィ国会議員は15日、イスラエルがレバノン国民を乗せたイラン旅客機の撃墜を示唆・脅迫しことに対し、「イスラエルによるレバノンの国家主権への侵害、そして特に米国をはじめとする国際社会の共謀によりイスラエルは益々のさばっている。レバノン国民全員がこれを声高に非難し、責任ある国際機関に行動を起こさせるべきだ。イスラエル側も、いつでもレバノンの国家主権を侵害できるなどと思い込んではならない」と語りました。
イスラエルの脅迫を受けて、レバノンでは市民らがヒズボッラーの呼びかけに応じて抗議集会を開催しました。
また、イラン外務省報道官も、「イスラエルがレバノン国民を乗せたイラン旅客機の撃墜を示唆し脅迫したことは、レバノンの国家主権の侵害であり、国家の航空安全に対する脅迫だ」と述べました。
ヒズボッラー幹部「米とイスラエルはレバノンに対する覇権を追求」
レバノンのアルメナール・チャンネルによりますと、ヒズボッラー政治評議会のマフムード・カマティ副議長は15日夜、同組織の呼びかけに応じ首都ベイルート空港に続く街路に集結した人々に対し、「我々はレバノンが米国とイスラエルの支配下にあることを受け入れない。ベイルート空港へのイラン旅客機の着陸を阻止することは、レバノン政府に対する侮辱であり、我が国の政府に対するアメリカの命令の押し付けを認めることになる。我々は外国の命令を決して受け入れない。イランはレバノンの友好国である。抵抗を支持する人々は、アメリカとイスラエルの屈辱的な政策に反対しており、それを決して受け入れない」と語りました。
ベイルート空港へのイラン旅客機の着陸禁止に対する国民の抗議は、今なお続いています。ベイルート各地では怒りをあらわにした多数の住民らが今月13日夜、自発的にアメリカとイスラエルの干渉に抗議し、ベイルート国際空港に通じる道路を封鎖しました。

