EUの外相らが、大規模弾圧に関してトルコに警告
(last modified Mon, 18 Jul 2016 10:54:43 GMT )
7月 18, 2016 19:54 Asia/Tokyo
  • EUの外相らが、大規模弾圧に関してトルコに警告

EUの外相らが、大規模な弾圧を行っているトルコに対して、警告を発しました。

フランス通信がブリュッセルから伝えたところによりますと、EUの28カ国の外務大臣は、18日月曜の会議で、トルコの関係者に対してクーデターに参加した人々に対する対応を改め、民主的な原則、法の支配という原則を守るよう警告を発しました。

フランスのエロー外務大臣は、この会議で、「トルコが民主主義から遠ざかることに関して警告を発する」と述べました。

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表も、この会合で、「トルコが法の支配から離れるための理由は一切存在せず、これに関してこの国に強いメッセージを送るだろう」と述べました。

初めてEUの外相会合に参加したイギリスのジョンソン新外務大臣は、トルコに冷静さと中庸を呼びかけました。

ベルギーの外務大臣も、トルコ政府関係者に対し、問題への適切な対処方法を求めました。

欧州委員会のヨハネス・ハーン近隣政策・拡大交渉委員も、クーデター後の拘束はトルコ政府がこれに関して事前にリストを作っていたことを示した」と語りました。

トルコ政府はクーデター後の掃討作戦で、およそ6000人を拘束したことを明らかにしました。

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