イラク人将校らが、イランイスラム革命防衛隊統合幕僚大学で講習

イラク国防大学の学長が、IRGCイランイスラム革命防衛隊統合幕僚大学の科学・教育レベルを称賛し、イラク人将校らがイランでの軍事訓練を望んでいることを明らかにしました。

イラク国防軍事研究大学のアキール・ムスタファ・マハディ学長は、高官級の軍事代表団を率いてイランの統合幕僚大学を訪問しました。

【ParsTodayイラン】IRIB通信によりますと、イラク国防軍事研究大学のマハディ学長は今回の訪問の初めに当たり「イランとイラクという近隣同士の2つの友好国の歴史的な関係は、近年好ましい形で高まっており、今後さらに発展するよう希望する」と述べています。

また「イラク国民はイランの支援と援助を決して忘れないだろう」とし、「イラク人将校らがイランの統合幕僚大学で学び、卒業していることを大変喜ばしく感じている。イラク人学生が他国の大学に進学することも可能だが、我々は彼らがイランに留学することを強く望んでいる。それは、イラン統合幕僚大学の教授陣は科学的・質的レベルが高いと確信しているからである」と語りました。

この会談の後に続いて、イラン統合幕僚大学の司令官、ホセイン・ヴァリーヴァンド・ザマーニー准将は「我々は軍事分野において、イラク側と良好な関係を築き始めており、今後それをさらに発展させていきたいと考えている。また、本学では新学期にイラク人学生が加わることを強く望んでいる。当然ながら、交流が拡大すれば、教授の交換の用意もある」と述べています。

また「イランとイラクの関係は揺るぎないものであり、両国が相乗効果と崇高な目標の実現に向けて、誇りを持って成功裡に前進していくことを願っている」と結びました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。