ガザ人権センター:「停戦はイスラエルの侵略阻止ではなくジェノサイド管理のための手段」
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複数の報道によりますと、パレスチナ・ガザ地区での停戦から100日が経過した現在も、シオニスト政権イスラエルはこの合意を順守せず、同地区で広範囲にわたる犯罪行為を続けています。
(last modified 2026-01-20T03:44:27+00:00 )
1月 20, 2026 12:42 Asia/Tokyo
  • ガザ人権センター:「停戦はイスラエルの侵略阻止ではなくジェノサイド管理のための手段」
    ガザ人権センター:「停戦はイスラエルの侵略阻止ではなくジェノサイド管理のための手段」

複数の報道によりますと、パレスチナ・ガザ地区での停戦から100日が経過した現在も、シオニスト政権イスラエルはこの合意を順守せず、同地区で広範囲にわたる犯罪行為を続けています。

ガザ人権センターはある報告において、「停戦開始から100日間にわたりイスラエル政権が露骨な侵略行為を続行したことは、ガザにおける大量虐殺が依然として続いていることを物語っている」と表明しました。ガザにおける公式停戦は2025年10月10日に開始されています。この停戦はパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとイスラエルの間の合意の「第1段階」として発表され、人質の解放とイスラエル軍の一部撤退が含まれていました。

【ParsToday西アジア】ガザ地区での現地視察からは、停戦が民間人の生命を救い切れておらず、パレスチナ人の殺害、飢餓、そして基本的な必需品の剥奪を継続するための枠組みとなっていることが明らかになっています。提供されたデータによれば、シオニスト政権は100日間の停戦期間中に479人のパレスチナ人を殉教に至らせた上、1280人を負傷させており、これは同政権が平均して毎日5人のパレスチナ人を殉教に追い込み、13人を負傷させている計算になります。

統計によると、殉教者の91%は民間人が占めており、さらにその51.6%は女性、子供、高齢者となっています。また、負傷者のうち99.2%は民間人で、しかもその全員が保護地域とされる地域で攻撃を受けています。こうした統計は、これらの攻撃が例外的でも孤立的でもなく、脆弱な集団を標的とする日常的な政策の一部であって、シオニスト政権が国際法を遵守していないことを如実に物語っています。

パレスチナ人権センターはまた「イスラエル政権はこの100日間で1285件の違反行為を犯しており、これは1日平均13件に相当する。これらの違反行為には空爆、砲撃、銃撃、兵器による襲撃、家屋の破壊、逮捕などが含まれる」としました。この報告書では、停戦が違反行為を阻止していないのみならず、「違反行為とジェノサイドを管理する」ための手段と化していることが強調されています。

さらにこの報告では「イスラエル政権は人道支援物資の搬入に関しても約束を守っておらず、ガザ地区へのトラックの搬入量は合意で定められた台数の43.3%、つまり1日わずか260台しかなく、燃料トラックによる供給量もガザ地区の需要のわずか12.9%に留まっている。深刻な燃料不足と人道支援物資の不足は、200万人以上のパレスチナ人の生活に直接的な影響を及ぼし、このことは医療施設の閉鎖、水道サービスの減少、そして飢餓の悪化をまねいている。こうした状況は、人道支援を圧力と集団懲罰の道具へと変貌させた政策の結果に他ならない」とされています。

加えて「ガザで起こっていることは決して一時的な侵略行為ではなく、パレスチナ社会の崩壊という枠組みの中で、ジェノサイドという犯罪行為が継続していることを意味する。これらの行為は停戦とジュネーブ合意の明白な違反かつ、戦争犯罪であり、ガザの人々に対する継続的なジェノサイドの一部である」としています。また同センターは国際社会の沈黙を批判し、真の停戦維持および民間人の保護、そして無制限の支援提供に向けた、国際社会による緊急措置を求めました。

続けてこの報告は「イスラエル軍は最近、ガザ地区南部ラファにある複数の民家を破壊し、アル・ブレイジ難民キャンプの東側を銃撃した。パレスチナの諸団体も停戦合意の条件遵守という姿勢を強調し、和平プロセスを阻害する一切の試みに対しても警告を発している」としています。

 

 


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