トルコ法相、「CIAはクーデターへのギュレン師の関与を知っていた」
8月 20, 2016 19:01 Asia/Tokyo
トルコの法務大臣が、「CIA・アメリカ中央情報局は、同国在住のイスラム教指導者ギュレン師が7月15日のトルコのクーデター未遂事件に関与していたことを知っていた」と語りました。
トルコの新聞ミリエトのサイトによりますと、トルコのボズダー法務大臣は、19日金曜、アンカラで、「アメリカは犯罪者の身柄引き渡しに関する合意書に基づき、ギュレン師の引き渡しに関して決定が下されるまで、同師を拘束しなければならない」と強調しました。
ボズダー大臣はまた、「アメリカは合意書に従っていない」と非難しました。
さらに、「アメリカがギュレン師の身柄をトルコへの引渡しを拒否していることは、両国の関係にマイナスの影響を与えるだろう」としました。
トルコ政府は、ギュレン師が、237人が死亡した最近のクーデター未遂事件に関与したと非難しています。