シリアの停戦終了
https://parstoday.ir/ja/news/west_asia-i16990-シリアの停戦終了
シリアの停戦から1週間が経過し、アメリカによるこの停戦の明らかな違反により、シリア軍は、停戦の終了を明らかにしました。アメリカはロシアが自らの取り決めを実行することができなかったと主張しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 20, 2016 19:57 Asia/Tokyo
  • シリアの停戦終了

シリアの停戦から1週間が経過し、アメリカによるこの停戦の明らかな違反により、シリア軍は、停戦の終了を明らかにしました。アメリカはロシアが自らの取り決めを実行することができなかったと主張しました。

エマーディ解説員

シリアの停戦はアメリカとロシアの合意を受け、今月12日から始まりました。この合意の主な内容は停戦、シリア軍による道路の解放、アメリカによる穏健派勢力の行動の管理、人道支援の移送でした。一方で、アメリカ政府が合意を守らず、停戦は単に、シリアの反体制派をシリア軍や抵抗勢力、ロシアの戦闘機の圧力から解放するための機会を与えるだけのものだということは最初から明らかでした。

停戦から48時間が経過し、アメリカとロシアは互いに合意を怠っていると非難しました。この中で、ロシア外務省はアメリカが取り決めを履行する意志がなく、言葉の裏に本心を隠していると非難しました。

テログループも、停戦を繰り返し違反しており、彼らの間に対立が存在し、すべてが停戦を守っているわけではないと主張しました。しかしながら、明らかに違反しているのはアメリカであり、彼らはシリア軍の拠点を攻撃し、この中で80人の兵士を殺害、数十人を負傷させ、シリア軍兵士をISISと間違ったと主張しました。こうしたアメリカの行動は再度、彼らが停戦を単にテロリストに対する攻撃を縮小させるための機会として利用したに過ぎないことを示しました。

こうした中、現在、1週間の停戦が終了し、アメリカのケリー国務長官は再度、ロシアに攻撃の矛先を向けました。ケリー長官は、「ロシアは停戦実行という自らの取り決めを履行できなかった。なぜなら停戦を表明したのはシリア政府であり、シリア政府への圧力行使の責務はロシアが負っていたからだ」と述べました。

重要なのは、シリアの反体制派の代表が19日、国連総会の傍らで、国際的な外交団に対して、「シリアの反体制派は、シリアの将来に向けた計画を、アサド大統領の辞任と共に、政治的プロセスに入り、権力を委譲するための道を整える協議を通じて提示した」と表明したことです。

シリア反体制派の代表は、「ロンドンで、9月の初旬に最終決定されたこの文書には、シリアの政治的プロセスに向けた3つの段階が含まれており、停戦が恒常的なものになれば開始されるだろう」と述べました。

こうした表明は、アメリカとシリアの反体制派が停戦を人道的な見地で見ていないばかりか、単にシリアの戦場でシリア軍の態勢が強化されるのを妨ぐためだけに停戦に合意したことを示しているのです。