サウジのイエメン攻撃により、これまでにイエメン人2万9千人以上が死傷
10月 02, 2016 20:11 Asia/Tokyo
イエメンのある人権団体の統計によりますと、1年半以上前から始まったサウジアラビア軍のイエメン攻撃により、これまでにイエメン人2万9000人以上が死傷したということです。
イエメンプレスのインターネットサイトによりますと、イエメンのタンミヤ人権団体は1日土曜、報告の中で、「サウジアラビア軍の560日以上に渡るイエメン攻撃で、これまでにイエメン人1万500人が死亡しており、このうちの2400人が子供、1700人以上が女性となっている」としました。
また、この攻撃により、1万8000人以上が負傷し、このうちおよそ2201人が子供、1806人を女性が占めているとしています。
この報告ではさらに、、サウジアラビアの攻撃で、およそ700のモスク、260以上の病院や医療施設を含むインフラの多く、そして住宅数十万軒が破壊されているとしています。
この人権団体は、サウジアラビアがアメリカやヨーロッパの支持を得て、一部のアラブ諸国と共にイエメンで行っている犯罪を調査する独立した国際委員会の設立を求めています。
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