Pars Today

国連のデミストゥラ・シリア特使が、スイス・ジュネーブの協議の新ラウンドの成功について期待感を表明しました。

ロシア・スプートニクによりますと、デミストゥラ特使は22日水曜、ロシアのラブロフ外務大臣とモスクワで会談し、シリア協議の新ラウンドに出席するすべての関係者に対し、この協議を結論に至らせるための努力を呼びかけました。

デミストゥラ特使は、ラブロフ外相との協議の中心議題は、ジュネーブのシリア協議の準備に関するものだったとし、「シリアに関する協議の新ラウンドで、建設的な歩みが進められるべきだ」と語りました。

ラブロフ外相は、デミストゥラ特使との会談の後、「前回のジュネーブ協議では進展があったものの脆いものだった。現在、努力を拡大することにより、すでに出されている4つの提案について協議を結論付けることが必要だ」と述べました。

シリア協議の新ラウンドは、23日木曜に始まります。

中国外務省の報道官も、22日、「シリア問題に関する中国特別代表もジュネーブの協議に出席し、シリア危機を解決するための政治的な合意に向け、建設的で肯定的な役割を果たすだろう」と語りました。