イエメンが、EUに対しサウジアラビアの攻撃を停止させるよう要請
4月 02, 2017 12:44 Asia/Tokyo
イエメン救国政府のシャラフ外務大臣がEUに対し、サウジアラビアに圧力を行使してイエメンに対する攻撃と封鎖を停止させるよう求めました。
イエメンのサバー通信によりますと、シャラフ大臣は1日土曜、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表、そしてEUの今期議長国マルタのヴェッラ外務大臣に充てて個別に書簡を送付し、サウジアラビア政府とアメリカなどの連合軍によるイエメンでの人権侵害を非難するよう求めました。
また、これらの書簡において、サウジアラビアの犯罪行為に関する独立した国際的な調査委員会の結成の必要性や、イエメンでの平和の実現と侵略行為の停止、封鎖の解除、平和的・政治的な活動の再開に関する、安保理決議の採択を強調しています。
シャラフ大臣はさらに、イエメン西部フダイダ州や紅海沿岸地域に対するサウジアラビアの攻撃に関して警告し、この地域が紛争地域と化しているとして、食糧や医薬品などの人道支援物資の70%以上が、フダイダの港からイエメン北部の地域に移送されていることを明らかにしました。
サウジアラビアは、2015年3月から、アメリカの支援を得てイエメンを攻撃しており、同国のハーディ元大統領を政権に復帰させようとしています。
サウジアラビアによるこのイエメン攻撃で、これまでに1万1000人以上が死亡したほか、少なくとも300万人が難民化し、さらにイエメンのインフラに甚大な被害が及んでいます。
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