レバノン首相、「大統領の要請により、辞任を延期」
11月 22, 2017 20:17 Asia/Tokyo
レバノンのハリリ首相が、同国のミシェル・アウン大統領の要請により、辞任を延期しました。
ハリリ首相は、今月4日、サウジアラビアの首都リヤドで辞任を表明しました。同首相は、サウジアラビアで辞任を表明してから18日後、レバノンに帰国しました。
スカイニュースによりますと、ハリリ首相は、22日水曜、首都ベイルートでアウン大統領及びベッリー国会議長と会談した後、「アウン大統領から、辞任の延期の要請を受け、私もその決定の理由や動機について話し合うため、この要請を受諾した」と述べました。
ハリリ首相はまた、今後行われる予定のアウン大統領などレバノンの政治指導者との協議において、現状を打開するための方法を模索できるよう期待する、としました。
さらに、レバノンの国益に基づき、同国の全ての政治グループと真剣に協議を行う意向であるとし、「これらの協議においては、国益が各グループや外国の利益よりも優先されるべきだ」と語りました。
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