イスラエルによる攻撃で両足を失ったパレスチナ人男性が殉教
12月 17, 2017 19:06 Asia/Tokyo
約10年前に、シオニスト政権イスラエル軍の空爆で両足を失ったパレスチナ人男性が、イスラエルに対する抗議デモの最中に、イスラエル軍に撃たれて殉教しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、この男性は、2008年にイスラエル軍の空爆で両足を失った29歳のパレスチナ人男性で、15日金曜、パレスチナ・ガザ地区東部でイスラエル軍に銃撃され、殉教しました。
この男性は、数日前にガザ地区で行われていた、パレスチナ人の抗議デモに参加しており、殉教前に、アルマヤーディンテレビのインタビューに対し、「ここはパレスチナ人の土地であり、パレスチナ人は決して圧制に屈することはない。アメリカは、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権の首都に認定するという決定を撤回すべきだ」と語っています。
パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸におけるパレスチナ人の「怒りの日」の抗議デモに対するイスラエル軍の攻撃で、パレスチナ人4名が殉教しました。
パレスチナ保健省も、「先週の初めから、聖地に関するアメリカのトランプ大統領の決定に反対する行動を起こす中で、2000人以上のパレスチナ人が負傷した」と表明しています。
イスラエル軍は17日日曜未明、ヨルダン川西岸各地を攻撃し、罪名を告げないまま5000人のパレスチナ人を逮捕しました。