国連事務総長がシリアの緊張回避を要請
May 11, 2018 18:48 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、10日木曜未明のシリアとシオニスト政権イスラエルの報復攻撃に懸念を示し、緊張の回避を呼びかけました。
イルナー通信によりますと、国連のドゥジャリク事務総長報道官は10日木曜、記者会見で、シオニスト政権によるシリアへのミサイル攻撃に関する強い懸念を示すグテーレス事務総長の声明を読み上げました。
グテーレス事務総長はまた、国連関係者は、シリア軍とシオニスト政権軍に連絡を取っており、双方に対して最大限の自制を求めているとしました。
ドゥジャリク報道官はまた、グテーレス事務総長は中東地域の長期的な安定に向けた努力を支援するとともに、シリア問題は安保理決議2254に基づき、政治的手段と対話による解決法を追求するよう強調しているとしました。
11日金曜未明、数発の強い爆発がシリアの首都ダマスカス各地で発生し、その大きな音がダマスカス全域で聞こえました。
シオニスト政権軍は数時間前にも、シリア南部クネイトラにある町を砲撃しました。
また、シリアからゴラン高原に向けて数十発のミサイルが発射されたと発表しました。
シリア政府関係者は10日、シオニスト政権は、シリア軍とその同盟勢力のテロ組織に対する勝利の後、シリアへの侵略行為を行っているとしました。
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