ツイッター上の活動家、「サウジ皇太子は、王宮付近での銃撃事件以来、王宮に姿を見せず」
May 28, 2018 16:15 Asia/Tokyo
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ムハンマド・ビン・サルマン皇太子
アルアヘドル・ジャディードと名乗る活動家が、ツイッター上で「サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、同国の王宮付近での銃撃事件以来、王宮に姿を見せていない」としました。
IRIB通信によりますと、この活動家は、「ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、この事件の数日前にファウザンを訪問しているが、このニュースは銃撃事件の後に発表された」としています。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、先月21日にサウジアラビア・リヤドにある王宮付近での銃撃事件以来、公に姿を見せておらず、メディアとも接触していないため、その消息が明らかになっていません。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子については、アメリカのポンペオ国務長官による最近のサウジアラビア訪問の際にも、メディアでは報じられていません。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が1ヶ月以上公に姿を見せていないことから、26日土曜、サウジアラビアのムハンマド・ビン・ナエフ元皇太子は、銃撃事件でムハンマド・ビン・サルマン皇太子が負傷した事実を認めました。
ムハンマド・ビン・ナエフ元皇太子は、ツイッター上で、「先月の銃撃事件でのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の負傷に関するニュースは事実に基づくものだ。だが、この事件で負傷したものの、皇太子の命に別状はない。もし、同皇太子の負傷の事実が明るみに出れば、彼の政治活動のプロセスに危険が生じることになる」と語っています。
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