OPEC4カ国とオマーンが、産油制限維持を要求
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OPEC石油輸出国機構に加盟するサウジアラビア、アルジェリア、アラブ首長国連邦、およびクウェートの4カ国と、OPEC外の産油国オマーンのエネルギー大臣らが、クウェートで開催された非公式の会合で、OPECとそれ以外の産油国による産油量の制限維持を求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
6月 05, 2018 17:36 Asia/Tokyo
  • 石油の生産業
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OPEC石油輸出国機構に加盟するサウジアラビア、アルジェリア、アラブ首長国連邦、およびクウェートの4カ国と、OPEC外の産油国オマーンのエネルギー大臣らが、クウェートで開催された非公式の会合で、OPECとそれ以外の産油国による産油量の制限維持を求めました。

アルジェリアで発行されているフランス語のオンライン雑誌TSAは、これらの5カ国のエネルギー大臣らが3日日曜、産油量の調整をめぐり、クウェートで会合を実施したと報じています。

また、OPECとOPEC外の産油国の閣僚監視合同委員会の声明を引用し、これらの5カ国のエネルギー大臣がこの会合で現在の協力の維持と、今回の参加国による効果的な努力の継続の必要性を強調した、としています。

この声明によれば、これらの5カ国は需要の高まりに応えうる、恒常的で時宜を得た原油の調達を保証する市場での条件作りを強調しました。

昨年11月、OPECとそれ以外の産油国は、原油価格の安定を目的として今年末まで産油枠の引き下げ合意の延長に合意しました。

この合意はこれまで、原油価格の上昇に大きな影響があったとされています。

こうした中、最近ではアメリカとその主な同盟国の間で予想される通商戦争の結果への懸念から、原油が値下がりしています。