赤十字国際委員会、イエメン民間人の虐殺に対する国際社会の無関心を批判
8月 12, 2018 20:37 Asia/Tokyo
赤十字国際委員会が、サウジアラビア連合によるイエメンの民間人の虐殺に対する、国際社会の無関心を批判しました。
IRIB通信によりますと、赤十字国際委員会は、11日土曜、サウジアラビアの戦闘機が今月9日にイエメン北部サアダ州で子供を乗せたバスを攻撃したことに触れ、この犯罪で、130人が死傷したが、そのほとんどは子供だったとしました。
国連安保理は10日金曜、サウジアラビア連合の犯罪を非難することなく、これに関する透明性ある調査を求めました。
イエメンの外務次官も、イエメンの子供を殺害した犯罪者の処罰のための国際社会の具体的な行動を求めました。
サウジアラビアは、アラブ首長国連邦、アメリカ、その他数カ国の支援を受け、国際的な沈黙の中、2015年3月からイエメンに対する軍事侵攻を開始し、イエメンを全面的に封鎖しています。
サウジアラビアと同盟国の攻撃により、これまで1万4千人のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民化しています。
また、これにより、イエメンは極端な食糧と医薬品の不足に直面しています。
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