サウジアラビアによるイエメン人の子供の殺害
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サウジアラビア軍のイエメン人の子供たちが乗ったバスへの攻撃
サウジアラビア連合軍が、国際的な圧力を受け、とうとうイエメン・サアダ州で子供たちを乗せたバスを攻撃したことを認めました。
サウジアラビア連合軍のイエメンにおける出来事を調査するチームの広報担当スポークスマンは、1日土曜、「イエメン人の子供たちを乗せたバスへの攻撃は誤りだった」と語りました。
サウジアラビア連合軍の戦闘機は、今月9日、サアダ州でイエメン人の子供たちを乗せたバスを攻撃し、これにより、55人が死亡、77人が負傷しました。この犯罪からおよそ1週間後、イエメン西部のフダイダ州南部で、イエメン人の難民の自動車2台が攻撃を受けました。この犯罪で、女性4人と子供27人が死亡しました。多くの国際機関や人権団体が、この犯罪を非難しています。
これ以前に、サウジアラビア連合軍の報道官は、この空爆を合法的な軍事行動だとしました。サウジアラビア連合軍はサアダ州の子供たちの殺害は、誤りによって起こったとし、世論を納得させようとしましたが、それは世論を納得させなかっただけでなく、これまで以上に、サウジアラビアをはじめとする、この犯罪の実行犯が処罰されること、イエメンの子供をはじめとする人々への犯罪の継続が阻止されることが期待されています。
サウジアラビア連合軍は、世論の圧力を受け、問題が国際化するのを防ぐため、サアダ州のイエメン人の子供を乗せたバスへの攻撃に関する調査委員会を結成せざるを得なくなった後、子供の殺害とこの攻撃が誤爆だったことを認めました。
この中で、サウジアラビア連合軍は、声明を発表してこの攻撃が過ちだったことを認めると共に、遺憾の意を示すに留まりました。これにより、サウジアラビアは、国連から2年連続で子供の権利条約の違反国と見なされるべきであり、サウジアラビアの犯罪を国際的に調査する委員会が結成され、この問題が国際刑事裁判所に委ねられる必要性がさらに高まっています。
サウジアラビアの最近の2つの犯罪で、数十人の子どもが死亡したことに対しては、アメリカの一部の上院議員も反応を示しました。クリス・マーフィー上院議員は、これについて次のように語っています。
「我々が好き好んでイエメン人の子供の殺害に協力しているとは考えられない。特にアメリカの安全保障には何の利益もないからだ。それは本当に狂っている」
マーフィー議員は、上院で、イエメンの埋葬式に対するサウジアラビアの攻撃の跡を映した映像の横に立ち、アメリカによるサウジアラビア連合軍への支援継続を非難し、次のように語りました。
「アメリカは、イエメン攻撃において中心的な役割を担っている。数十人の子供を乗せたバスに対して、500ポンドの爆弾が投下された。この爆弾はアメリカで製造され、サウジアラビア連合軍に売却された」
イエメン戦争の悲劇的な側面に関する、人権団体の警告にも拘わらず、西側の多くの国、特にアメリカは、なおもサウジアラビアをはじめとする連合軍に武器などの支援を行っています。これにより、世界の人々は、イエメンの子供に対するサウジアラビアの犯罪の継続を目にすることになっているのです。
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