サウジアラビア王族4人が自宅軟禁状態に
9月 29, 2018 17:47 Asia/Tokyo
サウジアラビアが、サルマン国王の弟であるアフマド元内務大臣に圧力を行使するため、アフマド元内務大臣の息子4人を自宅軟禁としました。
イギリス・ロンドンに滞在しているアフマド元内務相は、これまでになかった形の発言を行い、サルマン国王と、ムハンマド皇太子をイエメンにおける犯罪の責任者だとしました。
イルナー通信によりますと、サウジアラビアの情報筋は、「サウジアラビア政府はアフマド元内務相の4人の息子を呼び出し、彼らの父親の発言を非難させた」と発表しました。
アフマド元内務相の発言は、インターネットやソーシャルネットワーク上で広く伝えられています。
アフマド元内務省はまた、昨年、11人の王族がムハンマド皇太子によって拘束される数時間前に、国外に亡命しました。
サウジアラビアの数十人の王族やビジネスマンは、昨年9月、汚職疑惑により拘束され、数ヵ月後、莫大な保釈金を支払うことで、釈放されました。
また、サウジアラビアの検察当局も、政府は拘束した人物から保釈金として1070億ドルを受け取ったと伝えました。
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