在イエメン赤十字国際委員会代表部、イエメンでの人道状況について警告
10月 01, 2018 17:22 Asia/Tokyo
イエメンにある赤十字国際委員会代表部のアドナン・ヒザム代表が、サウジアラビアの攻撃により、イエメンのインフラは激しい被害を受けているとし、同国での人道状況は日を追って悪化している、としました。
ヒザム代表は、30日日曜、レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビューで、イエメンでの経済状況は憂うべきものだとし、「イエメンで数百万の人々が人道支援機関の支援を必要としている」と語りました。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万4000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。
この攻撃でさらに、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。
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