デンマーク製兵器の対サウジ輸出が中止
11月 22, 2018 20:49 Asia/Tokyo
デンマーク政府がドイツに倣い、サウジアラビア人記者カショギ氏殺害事件に抗議する中、同国への兵器輸出を中止しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、デンマークのサムエルセン外相は、今回の決定がほかのヨーロッパ諸国の外相との最近の協議のあとになされたことを明らかにしています。
これ以前にも、ドイツのアルトマイヤー経済エネルギー大臣がすべてのEU加盟国に対し、サウジアラビアへの兵器輸出停止というドイツの決定に従うよう求めていました。
欧州議会は、その決議において、これまで4年近くにわたりイエメンへの戦争を続行しているサウジアラビアとアラブ首長国連邦の連合軍を非難するとともに、サウジアラビアへの兵器売却を停止するよう要請しています。
サウジアラビアへの主な兵器輸出国はアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツであり、これらの国がサウジアラビアに輸出している兵器が対イエメン戦争で使用されています。
このイエメン戦争の結果、イエメンのインフラの80%以上が失われ、数万人のイエメン人が死傷しています。
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