米大統領、「CIAはカショギ氏殺害へのサウジ皇太子の関与を証明できず」
11月 28, 2018 21:00 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、サウジアラビアのムハンマド皇太子への支持を続ける中、「CIAなどアメリカの情報機関は、サウジ人記者・カショギ氏殺害へのムハンマド皇太子の関与を証明できていない」と主張しました。
アメリカの新聞ワシントンポストによりますと、トランプ大統領はあらためて、カショギ氏殺害事件に関してムハンマド皇太子を擁護し、「カショギ氏殺害に関する私の声明を読めば、その中で、“この事件にムハンマド皇太子は関与しているかもしれないし、関与していないかもしれない”と記載されている」としました。
トランプ大統領は、先週声明を発表し、カショギ氏殺害事件へのサウジの関与を非難することなく、このサウジによる犯罪の幕引きをはかりました。
こうした中、複数のメディアはCIAがカショギ氏の殺害事件に関する調査において、「ムハンマド皇太子がカショギ氏の殺害命令を出したとする結論に達した」と報じました。
また、イギリスの新聞ガーディアンも、「ホワイトハウスはCIAのハスペル長官に、カショギ氏殺害事件に関する28日水曜の上院の会合に出席する許可を与えなかった」としています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/