スーダン大統領が、2011年以来初めて外国元首としてシリアを訪問 (動画)
スーダンのオマル・アルバシール大統領が、2011年以来初めて、外国大統領としてシリアを訪問しています。
オマル・アルバシール大統領は16日日曜、シリアの政府関係者と会談するため同国ダマスカスを訪問し、アサド大統領の歓迎を受けました。
シリア国営サナ通信によりますと、アルバシール大統領とアサド大統領は会談の中で、シリア情勢や地域情勢、二国間関係について協議しています。
また、両者は地域諸国のさらなる緊密化、そして地域の危機解決には、領土主権を尊重した上で共同で取り組むことの必要性を強調しました。
アルバシール大統領はこの会談において、「シリアはテロ対策の最前線にあり、シリアの弱体化は地域諸国の利益にならない」とし、「シリア危機が政治的な方法により解決され、同国が一刻も早く地域でしかるべき立場を回復するよう希望する」と語りました。
さらに、「他国の干渉なしにシリアの主権を決定できるのはシリア国民のみだ」とし、「スーダンは、シリアの政府と国民を支援する用意がある」と述べました。
一方、アサド大統領もこの会談で、アルバシール大統領のシリア訪問は「両国がシリア内戦以前の緊密な関係を取り戻す第一歩だ」と評価しました。
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