シリアが、ゴラン高原に関する安保理会合の開催を要求
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ゴラン高原
シリアが26日火曜、シオニスト政権イスラエルの占領下にあるゴラン高原に関する安保理会合の開催を求めました。
アメリカのトランプ大統領は25日月曜、国際的な慣習や法規に反する形で、また安保理決議に公然と違反し、本来シリア領であるゴラン高原をイスラエル領として正式に認めるとする文書に署名しました。
この文書への署名は、アメリカ・ワシントンで、イスラエルのネタニヤフ首相が立ち会う中で行われました。
トランプ大統領のこの行動は、地域や世界での大きな反発を引き起こしています。
イラン、イラク、中国、ロシア、日本、サウジアラビア、トルコ、ヨルダン、アラブ首長国連邦、エジプト、クウェート、バーレーン、オマーン、カタール、レバノン、パキスタン、カナダなど数十カ国が、トランプ大統領のこの行動を非難しました。
また、安保理の理事国であるイギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、ポーランドの5カ国は26日、共同声明を発表し、「トランプ大統領のこの行動は、国際法や安保理決議への違反だ」と表明しています。
OIC・イスラム協力機構も、トランプ大統領がゴラン高原をイスラエル領として認めたことは、特に安保理決議242(1967年)および決議497(1981年)を初め国際法規への歴然とした違反だとし、「国際法および安保理決議に照らし、ゴラン高原はアラブ圏およびシリア領である」と強調しました。
EUも声明を発表し、「EUは、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めない」と表明しています。
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は26日、「ゴラン高原に関する今回のアメリカの行動は、西アジア地域の和平プロセスに大きな打撃を与えた」と非難しました。
シオニスト政権イスラエルは1967年、ゴラン高原のうちシリア領にあたるおよそ1200k㎡の範囲を占領し、1981年に併合を宣言しました。しかし、国際社会はこの併合を正式承認しておらず、安保理もこの地域を被占領地とみなしています。
唯一アメリカがシオニスト政権による占領行為を支持しています。
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