レバノン大統領、「情勢不安を扇動するあらゆる工作に断固として対処」
(last modified Tue, 04 Jun 2019 08:55:09 GMT )
6月 04, 2019 17:55 Asia/Tokyo
  • レバノンのアウン大統領
    レバノンのアウン大統領

レバノンのアウン大統領が、同国第2の都市トリポリでのテロ攻撃に反応し、「国内の情勢不安の扇動目的によるあらゆる工作は、断固たる回答を受けるだろう」と語りました。

アウン大統領は、「トリポリで発生した出来事はいずれも、国家の安定には影響しないだろう」と強調し、この事件に対処するための治安機関との協力を求めました。

3日月曜夜、レバノン北部の東地中海沿岸都市トリポリがテロ攻撃を受け、治安部隊の隊員4名が死亡しました。

この事件の実行犯は、治安部隊による包囲網が狭まったことから、携帯していた爆発物を爆破させています。

アウン大統領はまた、「政府軍および治安部隊は、わが国の全土における国家と国民の安全維持の保証者だ」と述べました。